教室ブログ

2018.05.18

温故知新

こんにちは。Wam西浜校です。先日の嵐が過ぎ去った後、気温がどんどん上がってきていますね。テスト期間に突入してい

 

ると思いますが、準備の方は盤石でしょうか?さて、そのテスト期間がきっかけだったのですが、国語の教科書の作品に改め

 

て触れる機会がありました。井上ひさしさんの「握手」です。私自身も当時履修したのですが、その時は、「何故「握手」と

 

いうタイトルなのか?」と言う事さえ、考えもしませんでした。「読み返してみよう」と思い立つ迄に、かなりの年月を経た

 

のですが、感想としては「温故知新」その一言でした。人の心如何の、新たな発見に気づかされ、感じたことは幾つかあるの

 

ですが、特に物語終盤、わたしとルロイ修道士が事実上(結果として、と言うべきでしょうか)、今生の別れをする際に交わ

 

された握手は、ルロイ修道士が痛がって顔をしかめたのですが、過去においてはわたしが顔をしかめたと対照的に描かれてい

 

るのですよね。師の死期を感じた教え子が、最大限の敬意と感謝を込めて「腕を激しく上下に振る」位の握手を求めた場面

 

に、少し感慨を覚えました。「でも本当はどういう気持ちを込めたのだろう?」と。作者本人はもう亡くなられているので、

 

答えと言う答えはもう聞くことは出来ませんが、紡がれた言葉を頼りに、自分なりの「人が握手する時」の心情や「握手の仕

 

方」の定義を導き出すことが出来れば、それが一つの答えだと思います。・・・脱線しました、すみません。「人の感じる

 

心」も大事だと思いますが、反面、問われる結果も大事だと思います。1学期の中間テストは、特に前学年の単元復習がおざ

 

なりにならない様、準備を心がけてください。(故きを温ねて下さい)日増しに暑くなり、湿っぽい日も増えてくるでしょう

 

から、熱中症などに、気を付けてください。

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