教室ブログ

2018.02.26

オリンピックに思う

婦中校

快晴です。全国ニュースになった大雪もほとんどとけ、乾いた道路の脇に、煤けた雪が残っているだけです。婦中校の向かいにあるファミリーマートの駐車場の雪も、一時は5～6ｍほどに積み上げられていましたが、今日は2～3ｍほどになりました。風はまだ冷たいですが、日差しは春の近いことを伝えてくれます。

さて、平昌オリンピックが閉幕しました。多くの感動を与えてくれた、すべての選手たちに感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。

感動とは違うのですが、印象に残った人物がいました。カーリング女子の表彰式後、選手たちのインタビューがありました。はじけそうな笑顔の選手たちの向こうに、その人はいました。フェンスにもたれながら、その人は選手たちをやさしい微笑とともに見守っていました。ネット上ではイケメンのコーチとして話題にあがっているジェームズ・リンド氏です。あの瞬間、リンドコーチの思いがわかる気がしました。指導してきた選手たちが、辛い練習を乗り越え、本番で実力を発揮し、夢をかなえてくれた。喜びにひたる選手たちの姿を見守る彼の微笑の中に、彼の思いが現れていたように思います。そして、その思いを味わうことができるから、彼はコーチという仕事に生きがいを持てるのだと思うのです。

教え子たちが、その目標を目指して努力する姿は、それだけでも、指導者にとってはうれしいものです。しかし、それ以上に、その目標を達成した姿は指導者にとってかけがえのないものです。

昨日、国公立大学の前期入試がありました。合格発表は3月8日です。同じ日に県立高校の一般入試があります。合格発表は3月15日です。合格発表の日に、これまで一緒に勉強してきた塾生たちが、それぞれの目標をかなえ、喜ぶ姿が見たい。

だから、私は飽きもせずに、この仕事をしているのでしょう。

夢を叶えてくれ‼　受験生‼