教室ブログ

2017.08.29

感謝のロジック

こんにちは。Wam西浜校です。公立の小学校を除いては、2学期が例年より一足早く始まりました。宿題は完了出来たでしょうか?残暑厳しい中、体調は崩されていないでしょうか?

先日、直川は開智中高等学校をお借りして、公開模試を行わせて頂きました。その際、初めてお車の交通誘導を行わせて頂いたのですが、当日の事を省みてみると、初体験で面食らったと申してしまうと「言い訳」になってしまうのですが、とにかく、反省すべき所だらけでした。慣れない手つきでただただ申し訳ございませんでした。

 

決められていた駐車場は3カ所、バイパス側の信号は赤になると車の搬出が滞る、徒歩や自転車の生徒がいると彼らを優先して誘導するために敢えて車に止まって頂く「勇気」がいる、出入りする進行方向は3カ所・・・。

反省を除いた感想としては「交通整理も大変だなぁ・・・」その一言です。

少し感情的で真剣な面持ちで、その方にはそのつもりはないのでしょうが、例えば「止まってください!!」と少し荒げ気味な声で、もしくは少し小走りで駆け寄ってきて、誘導棒ともう片方の腕で✖印を作って運転手に停止を促した際、その運転手の方はもしかしたら少し急いでいるのかもしれないとすれば、交通整理の方はその運転手の方を少し不愉快な気持ちにさせてしまっているかもしれない。お互いの目的の中で生じる軋轢や苛立ちを鎮めるには、少し堪えて、相手に対して会釈をしたり、「すみません」や「有難う」の言葉をたった一つでいいから相手にかけるべきなのかとも思ったりしました。

未知の事を1つ経験するたびに、1つ謙虚になれればいいなと僭越ですが思ったりもしまして・・・。

 

題名は忘れてしまいましたが、中谷彰宏さんの著書の中に「出前を取ったらお椀は綺麗に洗って返しましょう」との内容がありました。見た瞬間、この真意や目的は解らなかったのですが、読み進めていくと、(私の主観も入ってしまうのですが、)出前を取っているという事は、先方の大事なお椀(資本・資産)をお借りしているという事であり、それを煩雑・ぞんざいに扱うお客はそれとなく出前を後回しにされると記されていました(と思います)。言葉では言えないが「ありがとうございます」「ご苦労様です」の気持ちを目に見える形で伝えれば、相手からの行為(この場合は厚意と記すべきかとは思いますが)もそれに呼応してくれるとの解釈でした。さらに私の解釈では呼応してくれることを信じてそうし続ける事が大事なのかとも思いました。そして、どのような時でも、共通して大事なことはどんなに忙しくても慌てず、前向きな笑顔を忘れてはいけない事なのであろうかとも思いました。

 

「有難う」「すみません」の言葉一つで、表情が緩んで少しでもやる気が出て、物事が進むものなのかと。不思議なもので。私が申すのも憚られるかもしれませんが、感謝のロジックは奥深いものだと思います。

次回、交通整理の仕事をさせて頂く機会がある時は、前回よりも良い物に出来ればと思います。その際は、よろしくお願い致します。

 

長い2学期、体調を崩されない様に、どうか無病息災でお過ごしください。

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