教室ブログ

2017.05.18

その103

こんにちは。河西貴志高等部からです。

高校生は定期テストの真っ最中となります。大学の一般入試では、高校の成績は合否にほとんど関係はありません。ただ、普段のテストで良い得点をとっておけば健全な高校生活を送れますし、思わぬ進路の幅を広げることもありますから、丁寧にテスト勉強をやっておくべきです。

 

さて、今回は国公立大学の推薦入試についてお話しさせて頂きます。

推薦入試は私立大学がメインなのですが、国公立大学にも色々な形の推薦入試があります。しかしながら、私立とはやや状況が異なります。まず、国公立大学は私立大学に比べて定員枠が少なく、その出願条件のうち成績基準も「評定平均値4.0以上」など厳しくなっているのを目にします。また、国公立大学の場合はセンター試験を課す場合と課さない場合の2タイプに大別されます。その入試スケジュールは大きく異なるので、事前によく調べておく必要があるでしょう。

 

大学での試験は「面接」「小論文」が課されることが殆どです。英語や数学などの学力試験を課す大学は多くありませんが、口頭試問を含んだ面接や学科に関連した専門的知識を要する小論文が課されることもあります。受験にあたっては、推薦入試向けの準備が相応に必要になってきます。

 

さらに、国立大学の推薦入試で近年増加しているのが、将来地元で活躍することなどを出願条件にした「地域枠」推薦入試です。特に医学科では、多くの大学で「地域枠」を設けた推薦入試を実施しているのはご存知かと思います。

 

地域によっては医師不足が深刻となっており、将来地元に残って活躍する医師の育成は各大学の課題となっています。地元の和歌山県立医科大学でも地域医療枠というものがありますから、将来医学部を志望している高校生は一度調べておいてもいいでしょう。

 

本日は以上です。

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